私を壊して そしてキスして
もうすっかり潤っているそこへ彼が手を伸ばした時、少しビクッと震えてしまった私。
「怖い?」
「ううん。翔梧さん……ずっと好きでいてくれますか?」
「最初からずっとそう言ってるだろ? もう、お前以外見えないよ」
彼のそんな言葉に、勝手に涙が流れていく。
私が立ち直るのを優しく見守ってくれた彼。
そんな彼に抱かれる喜び――。
「ああぁ……っ」
彼が私を高みに誘う。
素直にすべてを預けて、快楽の波に飲み込まれていく。
彼の前なら、身も心も丸裸にしたとしても、きっと受け止めてくれるから――。