バイナリー・ハート
「今日は苺のロールケーキよ。ランシュのおばあちゃんが気に入ってたんだって。あなたも好きよね?」
そう言ってユイは、丸ごと一本のロールケーキをロイドの前に置く。
もう一本のロールケーキをランシュと自分に切り分け、残りもロイドの前に差し出した。
そして茶を配りながら、不思議そうにランシュに問いかける。
「驚かないのね。知ってた?」
「あぁ、先生が甘党だって事? 大量に甘いもの食べてるとこ何度か見たよ」
ランシュがクスリと笑うと、ユイはガッカリしたように肩を落として、ロールケーキにフォークを突き立てた。
「なぁんだ。でも、そうよね。助手なら知ってるわよね」
その後も二人は楽しそうに話し続けた。
そう言ってユイは、丸ごと一本のロールケーキをロイドの前に置く。
もう一本のロールケーキをランシュと自分に切り分け、残りもロイドの前に差し出した。
そして茶を配りながら、不思議そうにランシュに問いかける。
「驚かないのね。知ってた?」
「あぁ、先生が甘党だって事? 大量に甘いもの食べてるとこ何度か見たよ」
ランシュがクスリと笑うと、ユイはガッカリしたように肩を落として、ロールケーキにフォークを突き立てた。
「なぁんだ。でも、そうよね。助手なら知ってるわよね」
その後も二人は楽しそうに話し続けた。