芸能人な私は生徒会員!?


 「…今日からお世話になります石妻由宇です。よろしくお願いします」

 そう言って由宇は頭を下げた

 「…え…由宇ってまさかこの雑誌の?」

 そう言って驚きを隠せない溝沼先生がさっきまで見ていた雑誌のページを由宇に見せた

 「…あ…はい」

 先生の勢いに引きぎみに答えた

 「えーーー!うそっ…凄く可愛いー!!!」

 「っ!?」

 ぎゅーっと抱きつかれ由宇は驚いていた

 「そろそろいいかな?溝沼先生」

 理事長の問いかけに渋々離れた

 「理事長。その子はどこのクラスに行くんですか?」

 長島先生がたずねた

 「そんなの私のクラスに決まってるじゃないですか」
 
 横から立花先生が言った

 「あれ?さっきと言ってることが違いますよ?」

 「さあ?そうでしたか」

 またしても二人の間で火花が飛んでいた

 「おおそうでした。由宇さんのクラスは長島先生のクラスです。よろしくお願いしますね長島先生」

 そう言って理事長はニッコリと笑った

 「ちょっと待って下さい。彼女は成績が飛び抜けているんですよ?それに芸能人なのにどうして」

 立花先生が勢いよく口を開いた

 「これは彼女の希望でもある」

 「あの…よろしくお願いします」

 そう言って由宇は長島先生に頭を下げた

 「ああ。それじゃ皆さん俺は彼女をクラスに連れていくので」
 
 そう言って一瞬ニヤリと笑い職員室を由宇と後にした






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