芸能人な私は生徒会員!?
「…さて…俺がどうしてここにいるのか分かってるよな?」
九条さんが眼鏡をくいっと上げながら言った
『あの…』
「言ったよな…一校時の時に行けと…」
『うっ…』
九条さんの静かな怒りに何も言えず俯いた
「もう少し自覚をもて!学校側に他にも芸能人がいるから大騒ぎにはならなかっがな芸能人だと自覚しろ」
『はい…』
「俺は一応お前の保護者なんだから心配するだろ」
『ごめんなさい…』
九条さんは心配して言ってくれたのに…
申し訳ない気持ちでいっぱいになって九条さんの顔を見ることができない
「たく…」
ぽんっ…
そんな私の頭にぽんっ…と手を優しくのせた
「じゃぁ俺は帰るけど明日からは気を付けろよ。それと余計な事には首を突っ込むなよ」
『分かりました。気を付けます』
「それとこれ…」
そう言って私にウサギのマスコットがついた小さなストラップを渡した
『可愛い…』
「亜依がお前にってよこした」
『亜依さんが?わー嬉しい!』
亜依さんは九条さんと同じマネージャーをしていて彼女さん
とっても美人で優しくて仕事が出来て…私の憧れの人でもある
九条さんと美男美女のお似合いカップル
私を妹のように可愛がってくれてお姉さんのような存在