芸能人な私は生徒会員!?
元々私は両親と暮らしていたんだけどお父さんの仕事の関係で海外へ転勤
お母さんもついていって私は仕事と学校があるから1人残った
1人じゃ心配というお母さんの意見で事務所の近くに転校して近くのマンションに独り暮らしをすることになった
新しい学校は寮があるんだけど今までもあまり家に戻って居なかったから迷惑が掛からないように近くのマンションにした
「じゃ。明日迎えに来る」
『え…大丈夫です。私学校に自分で行きます』
「はあ!?」
『だって初の登校日だし…それに…』
「それに?」
『自分でできることはちゃんとやりたいから』
私がそう言うと少し考え込んで九条さんが言った
「分かった。その代わり混乱を防ぐために一校時の途中に行くこと。分かったか?」
『はい!』
「早く寝ろよ」
そう言って九条さんは帰っていった
ガチャ…―
家に入ると段ボールがすぐ目に入った
『は~…早く寝れないよ…』
そう思いながら明日から通う惺輪高校の制服を眺めていた
友達出来るといいな~…
私は明日から始まる学校生活に胸を踊らせた
明日の登校早々色々な事に巻き込まれるとも知らず…―