芸能人な私は生徒会員!?
「どうしてだと思う?」
恵麻をよく見ると私と同じ制服を着ていた
『え…え…もしかして恵麻…同じ学校!?』
「そうだよ~」
『なんで言ってくれなかったの!?』
「ムフフ~サプライズよサプライズ♪」
満足そうに微笑みながら言った
『もー!ひどいよ!!!』
「ゴメンゴメン!でもずっと同じ学校ならいいなって思ってたから超嬉しい!!!」
『私も恵麻が一緒でよかったー!』
「ん~もう!カワイイんだから!」
そんな感じで騒いでいると何故か凄くあちこちから視線を感じた
『ん~…』
「どうかした?」
『何か凄く見られてて…どっか変かな…』
私がそう言うと恵麻がため息をついた
「あのね~由宇は売れっ子なのよ?見られて当たり前よ」
『私が由宇だってバレてないよ』
「…バレてなくたって見るわよ誰でも…」
ボソリと呟いたけど聞こえない私は首をかしげた
「…それより由宇はどこの科に入るの?」
『え?そんなに科があるの?』
「惺輪はね~特別科と普通科の2つがあるの」
『特別科?』
「そう。特別科は芸能人や金持ち坊っちゃん嬢ちゃんが集まった学科なの」
『私は普通科だな~』
「えー!!!なんでなんで!?」