芸能人な私は生徒会員!?
「なにか…じゃねえ!道ふさいでんじゃねーよ」
『はい?』
急に怒鳴られ目が点になった
「この道は今俺が通ってんだ。急に飛び出してきて邪魔だ」
「ちょっ…拓真様!」
後から運転席から降りてきたスーツ姿の男の人が止めに入った
…が時すでに遅しで私はぶちギレた
『ふざけないで!ついさっきあなたが乗っていた車に男の子がひかれそうになったんですよ!?それなのによくそんな自分勝手な事言えますね!!!』
「…」
私の反論に男だけでなく恵麻やその周りの人達もポカーンとしていた
『大体こんな一車線道路の狭い道にこんなデカイ車で来るなんておかしいんじゃないですか?あんなにスピード出してそれで怒鳴るなんて非常識です!!!』
一気に言うと私は学校の校門に向かった
『恵麻行こう!』
「え…あ!ちょっと待って由宇!!!」
歩く私に恵麻が急いでついてきた
私達が去ったあと…ー
「なあ…今恵麻ちゃん由宇って呼んだか?」
「ああ…多分呼んだ」
「まさかあの由宇?」
「いや…まさか!!!」
「え…でもメチャクチャ似てなかった?」
「「まさか…」」
と噂されていた