【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ壱
翌朝。
「花蓮ちゃん。あなた、服とか持ってこなかったわよね?このお金で、服を買っていらっしゃい」
亜衣さんが、食堂で私の手にお札の束を握らせてきた。
そっと、見てみると。
福沢諭吉さんが、五十人は軽く超してます!!
「こ、こんな大金…受け取れませんっ」
「遠慮しないで。これは、少ないけど私の気持ち。だから、ちゃんと受け取って?」
「お金、ちゃんと返しますから」
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