【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ壱





「…勝手にしろ」




 機嫌を損ねちゃったかな。




 奏太さんの口調がすごく怖かった。




「いつ、学校に行く?」




 亜衣さんが、聞いてくる。




「明日にでも…」




「制服、どうしようかしら」





 亜衣さんが、顎に手を置いて首をひねった。




「今から、取りに行きます!」




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