【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ壱







 朝っぱらから、そんななんて、嫌だ〰〰〰。






「何なに?」




 瑛太さんが、私の向かい側に腰を下ろした。




「朝っぱらから、何二人でコソコソしてんの?」




 瑛太さんは、意味ありげな微笑みを浮かべながら、目玉焼きを食べてます。





 暴走族では珍しいんだけど、瑛太さんは地元で一番秀才な学校に通ってるんだって。
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