【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ壱





 理由はわからないけど、そんなのはやだな。





 私が、窓の外を睨んでいると。





「かわいい顔が、台無しだよ?」





 瑛太さんに言われた。





 か…!?




「かわいくないですよ!」



「…かわいくないって思ってると、本当にそうなっちゃうと思うよ」






 …秀才の言うことって、よくわからないや。



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