【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ壱








 私は、狼の子だから…





 奏太さんの気持ちには





 応えられない。





「ごめんなさい。私には、あなたと付き合うことはできない」





 私の言葉に、奏太さんが、ため息をついた。





「お前が、狼の子だからか」




 !?




< 250 / 438 >

この作品をシェア

pagetop