【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ壱









 だけど、落ち着いていたのは




 最初だけだった。







「よぉぉしっ!




 花火やろうぜぇっ!」






 玲央さんが叫んだ。





 パーティで、花火ってするもんなのかな。





 普通のパーティをしたことのない私は




 首を傾げた。






「んじゃ、外に出るか」




 龍太さんが、意気揚々と倉庫を出て行った。




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