【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ壱







「あ、えっと、今日からお世話になります」


「ここでは君は敬語を使わなくていいんだよ。泣いたり笑ったり、本音で接することができる組だから、ここは。だから遠慮なんてしないでね」




 …なんかよくわからないけど、この人は――ここの人はすごくいい人だ。



 なんだか、すごくホッとした。








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