大地主と大魔女の娘


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 ためらいがちにしすぎたせいか、ノックの音に返事は無かった。

 しばらく間を置いてからもう一度してみたが、中からは何の反応も返ってこない。

「入るぞ」

 一応声は掛けたから良しとしてそっと窺って見れば、娘は寝台にもたれかかるようにして眠っていた。

 ……下着姿で。


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