白いジャージ9 ~最終章~
「わたくしからも、キスしてよろしいでしょうか」
なんて言う執事さん。
コクンと頷くと、優しくキスをしてくれた。
ダンスの曲が終わったところで、虎太郎が起きた。
虎太郎が走り回る中で、執事を演じ続ける3人がおもしろくて大笑いした。
「執事さん、もう帰っていいよ」
と呆れた依子が言う。
「承知いたしました。それでは失礼いたします」
3人が部屋から出て行った。
「ははは~!あの3人、バカだね~」
なんて笑う依子だけど、すごく嬉しそうだった。