白いジャージ9 ~最終章~






歩きながらいろんなことを考えることができた。




でも、無になる時間もあって、不思議な感覚。






改めて、先生への想いを再確認したり、過去の思い出を思い出したり。






懐かしい人の笑顔が浮かんだりした。






うん。



おばあちゃん。




おばあちゃんのあの柔らかい手を思い出したんだ。







木々の間から見えた空。




ほわほわした雲が見えた。




そこには、おばあちゃんとおじいちゃんがいる。





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