Lonely Lonely Lonely
「賛成、賛成、賛成!」
私が元気にそう言っていたところへ、グミが到着。
「なに?なんの話?私がいない間に、なに盛り上がってたの~??」
絡んでくるグミの笑顔は、
ただただ、可愛い。
「いつか3人で旅行でもしたいねって話は、グミには内緒!!」
こんなベタなごまかし方でも、
「え~っ、それ、もう内緒じゃないでしょう!したいしたい。どこか、あったかいとこがいい」
信じてくれちゃう、グミ。
「まだまだ先の話だよ。私、お金ないから。グミみたいにしっかり貯金してないからさ~」
私達のやりとりを、瑠璃子はにこやかに見守る。
赤ワインのボトルは、あっという間に空いてしまい、私達は二本目を入れた。
今夜は、長くなりそうだ。