俺と夏空とアイツ
俺達は2人でまた笑った。
「お~い、そこもいちゃついてないで早く来い!」
「「なっ//!?」」
今度は2人して赤くなった。
「来年は、ちゃんと連れてってね?あたしも、全力でサポートするから!」
さっき渡したボールを胸元でギュッと握りながら呟いた美鈴。
俺は、またぐしゃりと美鈴の頭を撫でて笑った。
「当たり前だ。」
でっけぇ空にでっけぇ太陽が見える。
走り出した、俺達はもう誰にも止められない。
例え百億積まれても止まってやるもんか。