俺と夏空とアイツ

んで、言いたいことだってあったんだ。


打ち上げる、白球にのせて俺の想いを。


お前に届けたかったさ。


だけど、できなかったんだよ。


俺だってすっげー悔しいよ。


そりゃ、いいとこまでいったから『このままいけるんじゃね』とか思ってた。


でも、現実はそんな甘くなかったんだよ。


「なぁ、今回は終わっちまったけど。」


「・・・・グスッ・・・・。」


「俺達には、来年があんじゃん?」


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