この学園は普通じゃない。〜いけめん☆すーぱーらいふ〜
「俺たちの仲間にならない?凛妃から中等部生徒会の情報が欲しいんだけど。凛妃ならできそうな仕事でしょ?」
昴はにっこりと微笑む。
凛妃はその表情を見て鼻で笑う。
「フッ、僕が仲間にならなかったらどーするの?アンタが敵だってバレちゃうよ?」
「それはそれで楽しいからいいんだよ。なんでもリスクがないとね。簡単にできたら楽しくないでしょ?」
イタズラを考える子どもみたいに笑う昴。
「返事は今すぐにとは言わないよ。この話はバラしても構わない。いい返事を楽しみにしてるよ。」
昴の話が終わると凛妃はにっこりと微笑む。
「じゃ、もういいよね?」
ビュンッ
凛妃は全力で走り出した。