僕の無気力な恋愛すとーりー
ぱちっ

「んー・・・」

のびーん

「・・・・・・。」

さっき、変な夢みた。

僕が帰りに綺羅と歩いてたら前から僕とおんなじ制服着た女が走ってきて

「助けて!追われてるの!」

っていってたから助けた夢。うわーりあるー。きもーみたくねー

家帰ろう。

「綺羅、帰るよ。」

スタスタスタ

ガラッ

「・・・・そーたい。」

スタスタスタ

ガラッ

ふんふんふーんあーいーすー

ダダダダダダ


ん?ダダダ?え?

「助けて!追われてるんです!」

・・・・・・空耳。

「えっちょっと!聞いてますか!お願いします!助けてください!」

えー・・・めんどくさー

「そ、そのもってるアイスとミルクティーあげますから!」

きゅぴーん

「逃げようかちゃんと買ってねよろしく。」

「(この子お菓子で釣れる・・・)」

ダッダッダッダッダ

「はいどーぞ」

「ここは?」

「・・・僕の家。」

「お邪魔します・・・」

「名前は?」

「鈴木凜です、あ、あのありがとうございました」

「んっ。」

なでなで

結構かわいいんだね、綺羅には負けるけど。

「ちょーだい。」

「待っててくださいね」

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