不器用なぼくら
みお「はい、もしもし」









廉『もしもし』










・・・・・・え!?



何で? どうして上中さんから電話が来るの?



みお「何ですか急に!だいたいっ・・・番号どうして知って・・・」



廉『履歴書に書いてあったから。アルバイトの連絡先くらい店で管理するでしょ』



そうか・・・そこから調べたんだ!



個人情報もくそもない!



みお「あのっ・・・用がないなら切ります!」



廉『え。いーの?切って』



みお「どういう意味ですか?」



廉『鍵。店にあるけど』



え!!!



お店にあったんだ・・・よかった・・・



廉『お前今どこにいるの?』



みお「へ?・・・よ、4丁目の・・・コンビニ近くの道に・・・」








廉『――――・・・コンビニ』







みお「え?」



廉『コンビニ入ってて。じゃ』



みお「あ!ちょっと!」








ツーー   ツーー







一方的に切られた電話



一体何がしたいんだろう



とりあえず私は上中さんの言う通りコンビニに入った
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