不器用なぼくら
みお「はぁー・・・終わった終わった」



幸宏「本当だね!今日もよく働いたよね俺ら!」



みお「何か頑張ったからお腹空いちゃった」



幸宏「俺もー・・・あ!じゃーさ!皆で飯食いにいこーよ!」



みお「飯?」



幸宏「ほら!みおの歓迎会もまだだったじゃん!ね?」



シュン「いいんじゃない?俺行けるよ」



幸宏「じゃ俺、皆にも聞いてくる~!」



ユキちゃんはスタッフルームから勢いよく出て行った



それと入れ違いで廉が入ってきた



廉「お疲れ」



シュン「おう。お疲れ。あのさ、廉って今日予定ある?」



廉「ん?何で」



シュン「みおの歓迎会も兼ねて飯食いにいこうって今話してるんだけど。廉どう?」



廉「いーよ」



シュン「オッケー。あとは太郎君と薫君と山さんね」



みお「さえちゃんは?」



廉「今日休みでしょ」



シュン「なら電話だけしとくか」



廉「俺かけるわ」



そう言ってケータイを開いて電話をかけ始めると



ユキちゃんが勢いよくスタッフルームに入ってきた




シュン「あ。どうだった?」




幸宏「薫君はオッケーだって!長老は“刺身が食いたい”って言ってて、山さんは“若い奴でやれよ”って!」



シュン「1人会話になってない人いたな(笑)」



みお「あははっ」



ちらっと廉を見ると電話をかけたまま指で丸をつくってこっちに見せた



幸宏「さえちゃんもオッケーだね!なら早番組はもう行こ!」



廉「店っていつもの所?」



幸宏「うん!今日はお酒飲んじゃうよ~!」



シュン「じゃ俺車置いてかなきゃ」



廉「俺もバイク置いてくわ」



幸宏「俺は夢と希望を置いてくよ!!」




「「「・・・・・・・・・」」」




幸宏「・・・・・・よし!行こう!」



「「「あはははは!」」」








こうして早番組の私、廉、ユキちゃん、シュン君はkagayakiを出た
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