不器用なぼくら
薫「あれ?ユキじゃん」
幸宏「薫君!どーしたのこんな所で!」
薫「新しく出来た所だからどんな感じか見たくてさ」
幸宏「お!つまり“てーさつ”って奴だね!」
薫「まぁそんな所」
うわ~ まさか薫君に会うとは思わなかった
まぁ別にいいんだけどね
幸宏「何にしよーかなぁ・・・」
薫「パスタうまいよ」
幸宏「マジ!?薫君のそれって何!?」
薫「ベーコンとズッキーニのトマトパスタ」
幸宏「じゃー俺は・・・キノコとソーセージのクリームパスタにしよっと!」
「お決まりですか?」
幸宏「あ、これで!」
「キノコとソーセージのクリームパスタですね。では少々お待ちください」
頼んだパスタがくるまでは水を飲みながらぼんやりしてた
あ・・・いー匂い・・・
薫「元気?」
幸宏「え?何が?」
薫「いや、元気かなって」
幸宏「何何ー!?めちゃ元気だけど俺!どしたのー!」
薫「買い出しから帰ってきてから元気ないっぽいじゃん」
幸宏「え、嘘!?」
薫「長老とか廉も気付いてると思うよ」
うへー マジかよ
そんなつもり全然なかったのに
俺明らかにヘコんでたって事?
ちょっと気を付けないとなぁ・・・
薫「由美ちゃんの事?」
幸宏「なっ!!何でその事を・・・!!」
薫「あ。やっぱそうなんだ。由美ちゃん好きなんだ」
幸宏「え・・・まさか・・・俺、今自分で自爆した?」
薫「そうだね。そういう事」
幸宏「うわ!!マジ恥ずかしい!!誰にも言わないで!!」
薫「いや、別に言わないけど」
だめだって 必死にあっためてきた気持ちだもん
そー簡単にバレてたまるかよ!
「お待ちしました。キノコとソーセージのクリームパスタです」
幸宏「と・・・とりあえずいただきます!」
薫「どーぞ」
あ うまい
やっぱりパスタ最高だよなぁ
薫「由美ちゃんに気持ち伝えないの?」
幸宏「何言ってるのさ!!気持ち伝えた所ですぐに振られるよ」
薫「何でそー思うの?」
幸宏「だって由美ちゃんは廉の事が・・・」
あ だめだ
それは言いたくない
それだけは自分の口で言いたくない
言いかけた言葉を飲み込んで俺はパスタをほおばった
薫君は食べかけのパスタを眺めながら話始めた
幸宏「薫君!どーしたのこんな所で!」
薫「新しく出来た所だからどんな感じか見たくてさ」
幸宏「お!つまり“てーさつ”って奴だね!」
薫「まぁそんな所」
うわ~ まさか薫君に会うとは思わなかった
まぁ別にいいんだけどね
幸宏「何にしよーかなぁ・・・」
薫「パスタうまいよ」
幸宏「マジ!?薫君のそれって何!?」
薫「ベーコンとズッキーニのトマトパスタ」
幸宏「じゃー俺は・・・キノコとソーセージのクリームパスタにしよっと!」
「お決まりですか?」
幸宏「あ、これで!」
「キノコとソーセージのクリームパスタですね。では少々お待ちください」
頼んだパスタがくるまでは水を飲みながらぼんやりしてた
あ・・・いー匂い・・・
薫「元気?」
幸宏「え?何が?」
薫「いや、元気かなって」
幸宏「何何ー!?めちゃ元気だけど俺!どしたのー!」
薫「買い出しから帰ってきてから元気ないっぽいじゃん」
幸宏「え、嘘!?」
薫「長老とか廉も気付いてると思うよ」
うへー マジかよ
そんなつもり全然なかったのに
俺明らかにヘコんでたって事?
ちょっと気を付けないとなぁ・・・
薫「由美ちゃんの事?」
幸宏「なっ!!何でその事を・・・!!」
薫「あ。やっぱそうなんだ。由美ちゃん好きなんだ」
幸宏「え・・・まさか・・・俺、今自分で自爆した?」
薫「そうだね。そういう事」
幸宏「うわ!!マジ恥ずかしい!!誰にも言わないで!!」
薫「いや、別に言わないけど」
だめだって 必死にあっためてきた気持ちだもん
そー簡単にバレてたまるかよ!
「お待ちしました。キノコとソーセージのクリームパスタです」
幸宏「と・・・とりあえずいただきます!」
薫「どーぞ」
あ うまい
やっぱりパスタ最高だよなぁ
薫「由美ちゃんに気持ち伝えないの?」
幸宏「何言ってるのさ!!気持ち伝えた所ですぐに振られるよ」
薫「何でそー思うの?」
幸宏「だって由美ちゃんは廉の事が・・・」
あ だめだ
それは言いたくない
それだけは自分の口で言いたくない
言いかけた言葉を飲み込んで俺はパスタをほおばった
薫君は食べかけのパスタを眺めながら話始めた