不器用なぼくら

kagayaki

朝　９時５０分


みお「はぁ・・・はぁ・・・」


おはようございます


新人アルバイト　田中みおです


開店前に買い出しに行っていました


お店につくのはギリギリ　


確実に怒られると思います　


そうです　あの人に怒られます･･･







バン！






みお「遅れてすみませんでした！！」



廉「遅い」



やっぱり怒られてしまった･･･


あぁ･･･


みお「本当にすみません！今後気をつけます！」



廉「あと１０分。早く看板出して」



幸宏「お疲れ田中さん！悪いけと看板よろしくねっ」



みお「あ･･･はい･･･」



幸宏「だ･･･大丈夫？」



廉「ユキ。テーブル拭き忘れてる。急いで」



幸宏「しまった！急いでやっちゃうよー！」



そんなこんなで開店準備を終えた





















山田「おはよーさん。今日は平日だから人少ないと思うけど頼むぞー」



幸宏「あれ？今日の早番って俺と廉と田中さんだけ？」



山田「今日はさえが休みだから雑貨はユキ！」



幸宏「お！俺か！雑貨とか久しぶりで忘れちゃった！」



廉「お前もう帰れ」



幸宏「嘘！嘘嘘！冗談だってば！怖いよ廉！」



廉「ユキの発言は冗談に聞こえないよ」



幸宏「おい！！失礼だぞ！！」



廉「ぷっ。ははっ」






上中さんも･･･普通に笑ったりするんだ


私には結構･･･っていうかかなり冷たいけど


私　嫌われてるのかな







ん？


ちょっと待って


さっき田中くんが雑貨って言ってたよね


と、いう事は･･･









廉「田中さん」


みお「は、はい！」


廉「フロアでモタモタしないでよ。俺らでカフェやるから」





予想・・・的中