不器用なぼくら
そこにいたのは由美さんだった
そういえばあれから廉は由美さんと会ったのかな
由美さん・・・なんとなく痩せた?
由美「あ・・・2人でデートかな?声かけてごめん・・・」
みお「いや・・・あの」
廉「今日kagayakiでBBQやってるからその買い出ししてるだけだよ」
廉は 優しい
由美さんを思って誤解を素早く解いた
私はどうしてすぐに“違います”って言えなかったのか
自分でよく分からなかった
でもここを彷徨うおかしな空気が
私を“邪魔者だ”って言ってる気がした
みお「廉、買い出しは私だけで大丈夫だから由美さんと話してきなよ」
廉「え?」
みお「いいからいいから!ね?」
廉「・・・由美。ちょっと時間くれる?」
由美「うん・・・」
そのまま2人は私から離れてお店をあとにした
カゴいっぱいに入ってるお酒が
私を見つめてる気がした
みお「さて・・・お会計しなくちゃ!」
あの様子じゃきっと由美さんにはまともに話してないんだなって思った
何より 由美さんの目が
泣きそうだった
廉の口から ひとつ ひとつ
由美さんに伝えるべき事を伝えた方がいいと思った
余計なお世話だっただろうなって思ったんだけど
なんとなくそうするべきだって思ったから
私は2人を見送った
みお「お・・・重い」
そりゃそうだ
スーパー袋4つ分のお酒の重さは計り知れなくて
1人で持つのも一苦労だ
あぁー・・・こんなことも出来ないなんて
カッコつけて廉に“話しておいでよ”なんて言って
1人でkagayakiにも戻れないなんて
汗だくでとてもおめかしした自分とはかけ離れていて
意味もなく涙が出てきそうになった
すると荷物が一気に軽くなった
みお「わっ」
そういえばあれから廉は由美さんと会ったのかな
由美さん・・・なんとなく痩せた?
由美「あ・・・2人でデートかな?声かけてごめん・・・」
みお「いや・・・あの」
廉「今日kagayakiでBBQやってるからその買い出ししてるだけだよ」
廉は 優しい
由美さんを思って誤解を素早く解いた
私はどうしてすぐに“違います”って言えなかったのか
自分でよく分からなかった
でもここを彷徨うおかしな空気が
私を“邪魔者だ”って言ってる気がした
みお「廉、買い出しは私だけで大丈夫だから由美さんと話してきなよ」
廉「え?」
みお「いいからいいから!ね?」
廉「・・・由美。ちょっと時間くれる?」
由美「うん・・・」
そのまま2人は私から離れてお店をあとにした
カゴいっぱいに入ってるお酒が
私を見つめてる気がした
みお「さて・・・お会計しなくちゃ!」
あの様子じゃきっと由美さんにはまともに話してないんだなって思った
何より 由美さんの目が
泣きそうだった
廉の口から ひとつ ひとつ
由美さんに伝えるべき事を伝えた方がいいと思った
余計なお世話だっただろうなって思ったんだけど
なんとなくそうするべきだって思ったから
私は2人を見送った
みお「お・・・重い」
そりゃそうだ
スーパー袋4つ分のお酒の重さは計り知れなくて
1人で持つのも一苦労だ
あぁー・・・こんなことも出来ないなんて
カッコつけて廉に“話しておいでよ”なんて言って
1人でkagayakiにも戻れないなんて
汗だくでとてもおめかしした自分とはかけ離れていて
意味もなく涙が出てきそうになった
すると荷物が一気に軽くなった
みお「わっ」