不器用なぼくら
廉「あ。シュン君。長老」



シュン「廉。おはよ」



太郎「あぁー会いたかったよハニー」



廉「はいはいダーリン。ユキ暇そうにしてるから早く交代してきて」



太郎「がってんだ」



そのままダーリン、もとい長老はスタッフルームから出て行った








シュン「田中さん、どう?」



廉「ん?」



シュン「いや、どうかなって」



廉「どうって・・・別にどうもないけど」



シュン「田中さんに割と世話やいてる様に見えたけど」



廉「――・・・んなワケないじゃん」



シュン「廉は優しいからさ。わざとでしょ?その態度」



廉「違うよ。俺はもともとこーなの」



シュン「ふーん」



廉「何?」



シュン「ううん。ま、何かあったら言って。っつっても太郎君の方が話せると思うけどね」



廉「何もないって」



そう言ってシュン君はスタッフルームを出て行った

















ちょっとだけ見抜かれてたな シュン君に



あれから結構経ったけど



まだ 人を踏み入れさせたくない部分がある



線を引いてる事がある



ねぇ サキ



俺は 前に進めてるのかな

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