青い蝶々
中に入った私は緊張してガチガチだった。
けどー
そんな私の状況を察知した蓮は私の手を握ってくれた。
そんな蓮に思わず顔が綻んでしまう。
「よく此処まで来たな」
何処からか威圧のある声が聞こえてきた。…
「…叔父。今日は鈴音を紹介しに来た」
蓮は緊張したように叔父さんに伝えた…
「分かっておる、蓮の婚約者じゃろ?」
「そうだ、昔みたいにまた暮らしてもいいか?」
そう聞く蓮は叔父さんを説得するのに必死で私の顔が真っ赤になってたのを知らない。