青い蝶々
「いいじゃろ、その代わり…姫さんを守ってやれ」
…と、こんな感じで話が終わり、このお屋敷を探検してる。
「蓮…
どうして昔、此処から出て行ったのかな?」
蓮は少し顔を歪めた後、普通に戻って…
「分らない…
俺もその時はまだ子供だったしな…」
そう言った蓮の顔は寂しそうで、悲しそうだった。
少しお屋敷を歩いていると…
“ダッダッダッダッ”
こちらに走って向かってくる足音が聞こえた。
「「若様ーーーーー!!!!!!」
叫び声がしたかと思うと…
「ねぇねぇ、若様の姫様?」
と、私に聞いて来た。