青い蝶々
そのまま車に揺れる事20分ぐらい…
「鈴音着いたぞ」
外の景色を見ると見慣れた景色だった。
「慈禧さんありがとうございました。
蓮もありがとね」
「あぁ。
明日迎えに来るから荷物まとめとけ」
蓮はそれだけ言うと、車の中に戻って行ってしまった…。
「何か寂しいな…。」
蓮が行った後、そう呟いたのは内緒。
"ガチャ…"
いつも暗かったリビングは何故か灯りが付いていて…。
靴を見ると…
女の靴と男の靴が一足ずつあった…。