青い蝶々
…帰って来たんだ……。
リビングの扉をそっと開けると…
「……ぁっ……んっ…」
男とヤってる途中だった。
私はその行為を見る前に声を聞いて自分の部屋に走った。
「はぁ、はぁ、はぁ…」
あんなの見慣れたはずだったのに、何故か涙が溢れてくる。
「…うっ……ひっく……」
今すぐ荷物をまとめて蓮の所に行きたい…けど、明日までの辛抱だよね。
私は明日の為に荷物をまとめて布団を上まで被せて眠った…。