青い蝶々
するといきなり葵が凄い事を言い出した。
「あんた、あの蓮よね?」
神保 蓮はびっくりしたように振り返り、マジマジと葵の事を見た。
「お前…葵か?」
と、私をほったらかしにして挨拶をする始末…
「ぁのさ…
全く話に着いて行けないんだけど葵は、神保蓮の事知ってるの?」
そう聞くと、葵は神保蓮に目で合図をし何処かへ行ってしまった…。
「鈴音。
放課後図書室に来い。お前と俺の秘密を教えてやる」
そう言うとソソクサと席に着き、寝てしまった。
取り残された私は全く意味が分からないまま時間が過ぎ…
ついに放課後になってしまった…。