泣いていたのは、僕だった。

side真司





嘘吐きばっかの世界で、

真実なんて一つもない。



信用も、信頼も、安心も、安堵も………



全部が全部錯覚でしかない。





信じられるモノなんて


何一つありやしない。



ボク自身でさえも。




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