泣いていたのは、僕だった。
出逢いの刻

side翔一




誰もいない。

誰もいやしない。




俺を助けてくれる奴なんて。



人は死ぬまで独りぼっちだ。




他人は所詮、他人だろ?




こんな世の中、消えてなくなればいいのに――。



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