ツンデレ系男子の生態
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放課後になって私は体育館裏に行った。

私は一回もこうゆう呼び出しを断った事はない。
まぁ、行かないと次の日とか面倒臭そうだからだ。




ただ、今日はなんとなく嫌な予感がして来たくなかったけど。


そして5分ぐらい待っていつもの女達が来た。


「あんたさ、自分が可愛いからって調子乗ってんなよ!」

はぁ、またこれか

「…」
とりあえず私はだんまり作戦を使う。

「ちっ、まただんまりかよ、まぁ、今日はあんたを泣かせてあげるけど」
女がそう言うと後ろからガラの悪そうな男が5人出てきた。

「…卑怯」
私は顔をしかめて言う。

「あはは!まぁ、いいや。あんた達、この女好きなようにやっていいわよ」
そう言ってニヤッと笑う。女達はどっかに行ってしまった。

「こんな可愛い子とヤれるなんて最高じゃん」
男達はニタニタと汚い笑いを浮かべる。

「近寄らないで下さい」

「はっ、無理だし。」
一人の男が私の手首を掴む。

「やっ!」

「声も可愛いなー」
そう言ってリーダー的な男は私に顔を近づける。

「っ!」
キスされる!と思って目をギュッと瞑った瞬間、






「何やってんの?」


低く透き通った声が私の耳に届いた。
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