覆面レスラー少女H


バトルロイヤルに関しては、山尾の実力は、当たり前だが、高橋と女子レスラーの試合は、最後は、今年の格闘技の試合のMVP候補だろうと絶賛されていた。



心日本プロレスには、まだまだ課題があるが山尾が本気になったなら九州力は、昔の因縁もあるだけで無くて興業的に面白い戦いになるはずだ。




山尾の目指すのは、最高で最強のプロレス果たしてどんな物か目が離せない。




山尾の最後には、そういう言葉で締めくくられていた。




これは、全く週間プロレスラーとは、違う非常に冷静に試合を観戦した記事だった。




「これは、誰が書いたの?」




私は、不思議に思い山尾に聞いた。




「それは、月刊格闘技発信の記者が書いたんだよ。

今月号に載るよ。」



月刊格闘技発信と言えば総合格闘技は、扱ってもプロレスは、扱わないと印象が私には、あった。




「何故、月刊格闘技発信が、プロレスを扱ってるの?」




「昔は、プロレスも扱ってたんだぜ。」




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