覆面レスラー少女H
「あ~大した事じゃないけど、九州力にとっては、大した事かなあ。
九州力は、プライド高いからな。
ハスミちゃんマスク被ってどうしたの?」
今頃マスクの事を触れたが、私は、それは、いいから進めてとミスター金ね話しの続きを待った。
「山尾さんと九州力が一緒に真日本に居た頃なんだけど、俺も一緒だったんだけどな。
九州力は、癖は、あるがいい奴でな。
俺も山尾さんも仲良かったんだよ。
山尾さんは、特に仲良かったんじゃないかな。
九州力の方がプロレス界では、後輩だったから山尾さん可愛がってたよ。
ハスミちゃん整形の件は、やはり、いいのかな?」
もういいから続けてと私は、怒った。
「分かったよ。九州力もまだ二十代半ばで少しずつ売り出し始めた頃だったよ。
山尾さんは、九州力より4つ上だから二十代後半だったが、アメリカ帰りだったしプロレスも上手いし強かったよ。
マイクパフォーマンスは、変わらず下手だったがね。」