覆面レスラー少女H
「そうなんだな。
その頃の真日本プロレスの生え抜きに強いの少なかったんだよ。
本当は、アントン猪木は生え抜きでだけで、やりたかったはずだよ。
しかし強いのが居ないから山尾さんは、生え抜きでは、なかったが声を掛けられ九州力は、生え抜きで一番強いだろうってんで声を掛けられたんだ。
そしてもう一人が俺だよ。
だが、選手枠は、二人だったから俺は、二人が怪我等で出れない場合の補欠だったよ。
だけどな、俺は、九州力とは、そこそこやれる自信があったが、山尾さんには、全く勝てなかったからな。」
ミスター金が、かつては、強かったのは、聞いていたがびっくりした。
「ハスミちゃん高橋君、九州力のそれからのトレーニングは凄かったぜ。
俺も一緒にトレーニングしたから覚えてるが、半年間の準備期間にあっという間に強くなっていったよ。
何故かは、多分真日本プロレスを本当に背負うのは、流れ者山尾では、無くて生え抜きの自分だってあっただろうし、アントン猪木からのプレッシャーも相当あったんじゃないかな。」