覆面レスラー少女H
確かにアントン猪木は、真日本プロレスの創始者だったし今でも一応会長だったから真日本にチャレンジするって事は、ある意味アントン猪木に挑戦するって事だった。
「九州力は、その時の自分自身が負けたって事と山尾さんが真日本プロレスを追われたって事が負い目になってるんですかね。」
「九州力の気持ちは、複雑なんじゃないかな。
それに、九州力は、もう一度地下格闘技に一年後に出て優勝してるんだよ。
規模は、警察関係に目をつけらて前より少し小さくなってしまったらしいが優勝は、大したもんだよ。
だが、山尾さんは、アメリカに渡ってて出なかったんだよ。
前回優勝って事で誘われたらしいが、山尾さんは、何度やってもあの程度のメンバーでは、俺が勝つって言って出なかったらしい。」
「九州力としては、悔しいし複雑な気持ちになりますね。」
「高橋君そうだな。九州力は、何度か山尾さんに、隠れて挑戦状を送ったらしいが、山尾さんは、真剣勝負よりもプロレス本来が面白くなってた時期らしく全く無視したみたいだよ。」