覆面レスラー少女H

そういう会話聞くとやらしいって思う私は、変なの!?




うちは一人っ子だからまだ、やらしくない気がするんだけどな!




「ハスミ!一人っ子でも人類皆やらしいんだよ。


うちも一人っ子だよ!


早くスパークリングしろ!」




山尾に怒鳴らた。




私は、またもや声に出してたらしいが、最近は、知らない振りをするようにしてる。




汚れたマットの上でボボさんが待っていた。




「ハスミちゃんうちは、子作り励んだけど、出来なかったんだよ。


お母ちゃん!」




ボボさんは、そう叫びながらいきなり蹴って来た。




暗いオーラ満点のキックだったが私は、避けた。




ここで、打撃のテクニックと言う点ではボボさんが一番だった。




山尾も打撃は、上手かったが、パワーで押しきる所があった。




高橋君は、ボボさんには、テクニック面では、まだ負けていた。




こないだ高橋君が打撃戦勝ったのは、半分は、真剣勝負だったが、お互いがお互いの技を受けると言うプロレスの基本を守ったからだろう。



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