覆面レスラー少女H


しかし、高橋君は、ひいき抜きで寝技や総合力でボボさんより強いだろうと思われた。




ボボさんと蹴り合う。




ボボさんのハイキックをギリギリで避けて私は、ミドルキックをボボさんの脇腹に叩きこんだ。




ボボさんは、苦痛の顔を浮かべて前のめりに倒れた。




これが、キックボクシングルールだと私は、ボボさんにまだ勝てなかった。




「ハスミ!よし、次は金ちゃんとスパークリングしろ!」




この日は、珍しくミスター金が、来ていた。




ミスター金は基本的なトレーニングばかりやっていたがスパークリングと聞くとニヤリと笑った。




最近一度ミスター金と高橋君が、スパークリングをしているのを見てびっくりした。




スタミナは、高橋君の方があったが他の面で高橋君は、歯が立たなかった。




特に寝技では、子供扱いされていた。




ミスター金は、やはり、実力者だったがここまで強いとは、思ってなかった。




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