覆面レスラー少女Ｈ
玉田は、膝をついたがそのまま永山の足にしがみつくようなタックルを仕掛けた。
永山は、驚いた顔をしながら倒れた。
玉田は、素早く動くとマウントポジションを取った。
永山の焦りと玉田の技術でマウントポジションを取れたのだと思える。
マウントポジションとは相手の身体に馬乗りになる事だ。
永山は、ガードポジションを取れなかったのだ。
ガードポジションとは相手の身体を足の間に入れて動きをコントロールする事だ。
永山は、まさかあのフックでKOされずに反撃して来ると予想してなかったのだろう。
玉田は、マウントポジションを取ると永山の顔面に掌低て殴った。
掌低は、手のひらを開いて手のひらの堅い部分で殴る事だ。
敢えて拳を使わず掌低を玉田は、使ったのだろう。
玉田は、永山の顔面に掌低を連打する。
