覆面レスラー少女H

右膝を固めてないと持たない状態なのだ。



九州力が大丈夫か?と聞くと山尾は、笑って答えた。




「俺達は、プロレスラーだろう。勝ちに行くよ。本当のストロングスタイルをアントンに見せてやるよ。」




そう言うとゴングが鳴ると同時に走ってブロックに向かって行った。




リングの中央で殴りあいが、始まった。




山尾は、時々膝をガクッとさせなからもブロックに負けていない。




ブロックは、パンチを出しながら山尾に組み付くとそのまま倒した。



山尾は、膝の状態のせいで踏ん張れないのだろう。



簡単に倒れてしまう。



ガードポジションを取ろうとするが、素早くブロックが、マウントポジションを取った。




馬乗りになったブロックは、山尾の顔面をパンチで殴る。



強烈なパンチが、入る。


< 262 / 270 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop