覆面レスラー少女H
「馬鹿野郎!選手が少ないんだから色々なイベントをやらないとプロレスだけじゃあっという間に終わるだろう!」
確かに山尾の言うとおりだったし皆毎回の事らしく誰も疑問を持っていないようだった。
「次が、のど自慢大会だ。
今回は、四名の人が出るようになっている。
そして、スポンサーの挨拶が、終わると我々の挨拶だ。
挨拶は、俺がやるから任せておけお前達は、俺の後ろに並んでおけばいいからな。」
「山尾さん何か企んでるだろう?」
ミスター金が、ニヤニヤ笑いながら口を挟む。
「まぁな。今回の興業は、俺達にとって新しいチャレンジだからな。」
「新しいチャレンジってどういう事ですか?」
「高橋、それは、俺がリングで言うから、それまで待てよ。」
高橋君は、やや興奮気味な様子だった。
少し興奮してる高橋君も可愛いと私は、思い思わず頭を撫でそうになり慌て止めた。
「俺の挨拶が、終わったら一試合目はボボ対高橋の三十分一本勝負結果は、両者リングアウトの引き分けだ。」