覆面レスラー少女H

私は、覆面に例のTシャツにジャージ姿でリングに向かった。




他の選手もTシャツにジャージ姿だった。




リングに上がると山尾が一番真ん中でマイクを持って立っていた。




「え~心日本プロレス代表のスーパー山尾です……」




スーパー山尾!?山尾のリングネームを初めて聞いた。




ダサすぎだったが、山尾は、頭を掻いて次の言葉を探してるようだった。




顔が赤い。




アガってんのか~!?




「え~皆さんとにかく、やりますよ……」




やはり、アガってる~!!




横にいたミスター金が山尾の頬を思い切り張った。




「おい!九州力!アントン猪木!中山!そしてシュート&シュート!我々が今からプロレスラーの強さと素晴らしさを教えてやるよ!


我々は、最高のプロレスラーであり最強のプロレスラーだ!九州力聞いてるか!

真剣勝負でもプロレスでもいいからかかって来いよ!


俺達は、お前の勇気ある決断を待ってる!


こら!アントンお前も引退したからってぐずぐずしてないで俺達を真日本かシュート&シュートに上げる努力しろ!」



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