青春、現在進行形。
「ちょ、晴香!?」
いいから。と晴香は私を
引っ張る。
たどり着いた先には
同じクラスの野球部の
男子がいた。
「あのさ、田中先輩っていう人知ってる?」
晴香がいきなり男子に聞き込みを始めた。
男子「田中って秀樹先輩のこと?知ってるよwなんで?」
「ちょ、晴香ぁ。」
晴香を黙らせようとするが
無理である。
「のどか、田中先輩と同じマンションに住んでるんだって」
男子「え!そうなのw田中先輩、面白いよな〜」
とか言って野球部の男子が田中先輩の話で盛り上がっている。
(田中先輩って後輩に慕われてたんだな…)
ふとそう感じた。
「晴香、ありがと」
私は言った。
「ううん、応援してっからね!まずはやっぱ、情報を集めなきゃだからね!」