青春、現在進行形。
輝き
ー翌日ー
「城内さん〜、」
「ん??」
誰かに呼ばれて振り向くと
昨日の野球部男子がいた。
「俺、昨日、田中先輩と途中まで帰ったぜ。」
なぜだか自慢してくる。
「え!?そうなの?」
ちょっとだけ動揺してしまった。
「で、城内のこと話したら田中先輩、お前のこと、かわいいって言ってたぜ。」
「え、ちょ…」
どう反応したらいいか困ってしまった。
でもすごく、嬉しかった。
胸の奥が熱くなって。
もしかしたら、、
田中先輩、私の事を…
なんて思ったりして。