青春、現在進行形。

ー授業ー


正直、田中先輩以外

興味はない。


だから晴香の彼氏のるう君にも興味はまったくない。

しゃべった事もない。

なのに、隣の席になってしまって、なんだか

気まずい。




ぼーっとしていたら


ペンを落としてしまった。

「あっ」


すると、るう君が

私のペンを拾ってくれた。

「はい」

笑顔でそう言った。


「ありがとう」
私は言った。


なんだ優しいとこあるじゃん。ちょっと見直した。



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