†侵愛†~そっと貴方の毒牙にかけて~
  

「就任祝い…だからここもいいな。」


「就任祝い、ね。いいわよ、サービスしてあげる。」


 歩み寄り唇を奪い社長室のソファーに翔を押し倒す。


「シてあげる。」


「祝い、だな。」


 2人は、睦合いに溺れる。


 》 》 


「紫乃ちゃん。」


 ドア越しに声をかけられ深い眠りから覚めた。時計も無く…時間が解らない。


「すみません、どちらさまですか?」


「リハビリ担当の者です。」


「待って下さい。」


 紫乃は、困ってしまった。


  
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